一蓮托生(いちれんたくしょう)
■意 味: 仲間の者たちが、その行動や運命を共にすること。
■解 説: 主に、悪い結末が予想される時に使う。よい行ないをした者は、死後、極楽浄土で同じ蓮華の上に生まれ変わるという仏教の教えからきた語。「托生」は「託生」とも書く。
■英 訳: to be in the same boat/share someone's fate (一蓮托生である)
■用 例: お前とは一蓮托生。力を合わせて最後までがんばろう。
■類義語: 同腹一心(どうふくいっしん) / 連帯責任(れんたいせきにん)
http://www.sanabo.com/words/archives/2004/08/post_956.html
1.(死後、浄土で同じ蓮華の上に生まれようという、日本の仏教上の思想から)
物事の善悪や結果にとらわれず、行動を共にすること。
・・・「親分の夜明かしは御苦労ですね。家へ帰って誰か呼んで来ましょうか」と、勘太は云った。
「まあいいや。この頃は暑くなし、寒くなし、月はよし、まだ藪ッ蚊も出ず、張り番も大して苦にゃならねえ。おめえと一蓮托生だ」
(岡本綺堂 『半七捕物帳 夜叉神堂』)
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